水虫は正しい治療で治ります  HOME

水虫とその治療法

  水虫は、カビの一種である白癬菌(水虫菌)が皮膚に寄生して起こる皮膚病です。
  この水虫菌は、皮膚の外側の角質層にのみ寄生し、それより深くは進入しません。
  水虫にかかると、まずカユクて困ります。そのかゆみは、ふつうのカユミではありません。
  少々掻いたくらいではカユミは止まりません。
  ついキズがつく位掻いて、やっとその痛みにまぎれて掻くのをやめるのが普通です。
  この時点で初めて水虫に気がつくのが一般的ケースのようです。

(1)ユビのまたの水虫
(2)足の裏の土踏まず辺りの水虫。
(3)足の裏の皮膚の厚い場所の水虫。
(4)体の部分の水虫。
(5)インキンタムシ。
(6)爪水虫について

  薬のぬりかた
  一日2〜3回、就寝時は御忘れなくぬってください。 中断することなくぬってください。
  皮が自然にはがれてきます。やがて薬を塗っても、皮がめくれなくなり、新しくできた皮膚が水虫に罹っていない皮膚と区別できなくなると治ったといえます。そのときはもちろんカユミはなくなっています。 治りは大変判りやすいでしょう。
[注意]
  薬を塗り始めてカユミがなくなっただけでは治ったとはいえません。その時点では、まだ生きた水虫菌が皮膚の中に生きて残っている場合が多いので、再発してまたカユミが出てくる事が非常に多いのです。ですから薬を塗っても皮膚がめくれなくなりキレイになるまで塗ってください。

(1)ユビのまたの水虫
   この水虫は一番よく見られる水虫です。罹り始めは、カユミがひどいので掻いてから水虫に気がつきます。その時皮が破れて滲出液で患部がジクジクしています。
  [治療]
  この水虫では、脱脂綿で患部の滲出液をふき取ってから薬を塗ってください。
皮膚に傷がついている場合が多いので、はじめは、しみて痛いですが辛抱してください。
2〜3回位塗ってからは、薄皮が貼り、乾いてきて、塗ったときの痛みはなくなります。
カユミもずっと少なくなります。
 よく似た症状に、またぐされがありますが、これにも効果が大変高いです。カンジダ菌(真菌)にもホロスリンは効果があります。
⇒薬の塗り方

(2)足の裏の土踏まず辺りの水虫。
この水虫もユビのまたの水虫と同様に、カユミで気がつきます。この場合プツプツと小水疱が出てくることが良くあります。そしてこの水虫も掻きむしって皮が破れているのが普通です。滲出液でジクジクしている場合もあります。
  [治療]  ユビのまたの水虫と同じ要領で治療してください。同じような経過をとって治ります。ところで小水疱が見られたら水泡を破って薬を塗った方が結果はよいようです。普通は同じく1〜2週間で治ります。
⇒薬の塗り方

(3)足の裏の皮膚の厚い場所の水虫。
  この水虫は重症です。最初からこの場所が水虫にかかることはありません。ユビのまたや土踏まずに何年も治らずに罹りつづけた水虫が移ってきているのです。水虫に罹ってから3〜4年ずっと罹りつづけた結果だと思います。
不思議な事に、この水虫は両足より片足の方が重症です。なぜそうなのかよくわかりません。
  そして本当にひどい場合(片足です)ユビの股や土踏まずの水虫は消えて、足裏の皮が厚い場所に限られています。
 カユミがあまり無い場合もありますが、カユミが出てきたときのカユミは格別です。患者さんは「罹ったことのない人にはわからないよ」といいます。皮膚が厚い場所ですから普通の掻き方ではすまないのだそうです。患部は皮がひきちぎれていたり、また硬くなってひび割れが出来たりして、その色も汚れた色になっている場合が多いです。何しろ何年も罹り続けているのですから。

 [治療] カユミがある場合は、この水虫も治療法は同じく薬を塗るだけでよろしいのですが、塗り始めて3〜4回位でカユミはほとんどなくなりますが、油断せずに塗りつづけてください。止めるとすぐに元通りにカユミが出ますから。 
  完治するまでには30日〜45日位はかかります。この場合も他の水虫と同様皮がめくれ落ちますが、その程度が大変ひどいです。
  めくれてもめくれてもと云った程です。皮がめくれなくなるまで続けて薬を塗るのを御忘れなく。やがて皮がめくれなくなり、皮膚が滑らかになり、その色もきれいになります。
  私の経験ではこの重症の水虫が完治した方は、その後水虫にはかかっていません。後々の事を御考えになり十分治療してください。きっと喜んでいただけると思っています。

 カユミが無い場合やあっても少ない場合は、すぐに効果が現れないこともあります。
効果が現れるのに一月ぐらいかかる場合もあります。その場合はまず、かえって痒くなります。それはホロスリンには一切のカユミ止めが含まれていないためです。今まで水虫菌になれていたからだが、再び抵抗力を発揮し始めたのでしょう。その後は皮がぼろぼろとめくれ、完治します。
 また、このカユミが無い場合は水虫で無い場合も多いようです。むしろ汗疱を疑ってみてもよいでしょう。
⇒薬の塗り方

(4)体の部分の水虫。
  この水虫はタムシまたはゼニタムシと呼ばれています。タムシに罹り始めは小さな輪をかいていて、それがだんだん広がってゆくので、ゼニタムシと呼ばれているのです。
 [治療] このタムシは特に入浴時に石鹸タオルで患部を洗うと気持ちが良いものですから、タオルで擦ってどんどん広がる場合が多いので入浴時は石鹸タオルで洗う事はやめてください。この水虫は皮膚が薄い場所ですから比較的早く治ります。治療を終えるのは他の水虫と同じ要領です。
⇒薬の塗り方

(5)インキンタムシ。
  陰部のタムシをこのように呼びます。
このタムシの場所の皮膚は特に薄いので治りやすいです。ただし薬の塗りはじめは薬がしみて一時的ですが非常に痛いです。1〜2度ですから辛抱してください。すぐにひどい痛みはなくなります。治りも非常に早いです。このインキンタムシは再感染しやすいので日ごろから清潔にしてください。
⇒薬の塗り方

(6)爪水虫について
 水虫に罹った爪は爪先がばさばさになったり、色が汚れた色になったりして、一見して専門家には爪水虫だとわかるものです。
  爪の水虫は一番直しにくいばかりでなく時間もかかります。そして残念ながら薬の効き目がすぐにはわかりません。 爪のまわりの場所も一緒に水虫に罹っている場合があります。でもその水虫は普通の水虫ですから1〜2週間で治ります。爪水虫だけではカユミはありません。そしてカユミが無いので、治療を中断されますと、爪水虫は残る事になります。
  この水虫も薬を塗るだけなのですが、効き目が見えるのに一ヶ月以上かかります。それは爪の生え際にきれいな爪が見え出してわかるのです。患者さんが効き目を確かめる方法は、水虫特有のカユミがないものですからこれ以外にはありません。効き目がわからないまま薬を塗り続けていただくことになります。
このような具合ですから、つい薬を塗るのをやめる方が多いのですが、それが私どもにとって一番気がかりなのです。  
[薬の使い方]
  一日2〜3回、就寝時は御忘れなくぬってください。完治するまで、中断す
ることなく塗ってください。
  薬の塗り方として、爪の生え際からぬりだして指先まで爪全体にぬってくだ
さい。
  爪先はこまめにつんで下さい。
  爪の生え際にきれいな爪が見え出しますと、後はだんだんときれいな爪が上へ上へと伸びてきますから楽しみにして薬を塗っていただけると思っています。
  爪全体がきれいになって初めて治ったことになります。早くて半年、長い場、一番厚い足の裏のかかとでもせいぜい3ミリくらいでしょう。それでも完治するまでに一ヶ月以上かかるのです。爪の場合は爪の根から爪先までが、皮膚の角質層の厚さと御考え下さい。
  爪水虫も新しいきれいな爪に変わるまで薬をぬって頂くのは、他の水虫と同じことです。
  ですからこんなに時間がかかるのも当然ではないでしょうか。爪水虫の治療は時間との戦いともいえます。
  でも、治った方には本当に喜んでいただいております。

⇒薬の塗り方

  以上水虫全体についてご説明いたしました。
  
  水虫治療についてもう一度申し上げます。
  水虫はカユミがなくなった時点では治ったといえません。薬の力で水虫菌が活動を止めている場合だってありますし、水虫菌はなかなか死なないので薬をぬるのをやめると再び活動を再開して水虫が再発する事になります。薬をぬり続けますと、皮膚がめくれて新しい皮膚ができます。そうして患部の皮膚が全部新しいきれいな皮膚になってはじめて完治したといえます。このときは周囲の水虫にかかっていない皮膚の姿とは区別がつきません。